映画『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』徹底解説
『ハリー・ポッター』シリーズ第3作、『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』(Harry Potter and the Prisoner of Azkaban)を、あらすじ・見どころ・興行収入まで分かりやすくまとめました!
正式タイトル/原題
日本語タイトル:ハリー・ポッターとアズカバンの囚人
原題:Harry Potter and the Prisoner of Azkaban
公開年(製作国・日本)
製作国:イギリス/アメリカ合作
アメリカ公開:2004年6月4日
日本公開:2004年6月26日
あらすじ
ホグワーツでの3年目を迎えたハリー。脱獄囚シリウス・ブラックが自分を狙っていると知らされ、不安な日々を過ごすことに。さらに学校周辺には人の幸福を吸い取る恐ろしい“ディメンター”が配備され、緊張が高まる。やがて、ハリーの両親の死とシリウスの過去に秘められた真実が明らかになっていく。
見どころ
- アルフォンソ・キュアロン監督によるダークでスタイリッシュな映像演出
- 初登場キャラクター:シリウス・ブラック、リーマス・ルーピン、ディメンター
- 時間逆行を用いたクライマックスの巧妙な展開
感想/評価
前2作のファンタジー色から一転し、より大人向けでシリアスな雰囲気に進化。シリーズのターニングポイントとされる作品であり、ビジュアル表現の革新性や物語の深みからファンの間でも高く評価されています。
監督
アルフォンソ・キュアロン(Alfonso Cuarón)
主な出演者
- ダニエル・ラドクリフ(ハリー・ポッター)
- ルパート・グリント(ロン・ウィーズリー)
- エマ・ワトソン(ハーマイオニー・グレンジャー)
- ゲイリー・オールドマン(シリウス・ブラック)
- デヴィッド・シューリス(リーマス・ルーピン)
- マイケル・ガンボン(アルバス・ダンブルドア/本作から交代)
興行収入
- 製作費:約1億3,000万ドル
- 世界興行収入:約7億9,700万ドル
- 日本興行収入:約135億円
まとめ
『ハリー・ポッターとアズカバンの囚人』は、シリーズの雰囲気を大きく変え、よりダークで成熟した物語へと進化させた重要作。映像演出やストーリーテリングの完成度が高く、シリーズの中でも特に映画芸術性が評価されている作品です。