「天使にラブ・ソングを…」(原題:Sister Act)

あらすじ

ナイトクラブ歌手のデロリス(ウーピー・ゴールドバーグ)は、ギャングの殺人現場を目撃してしまい命を狙われることに。警察は彼女を修道院に匿うことにします。俗っぽい彼女と厳格な修道女たちの生活は最初は全く噛み合いませんが、やがて聖歌隊の指導を任されたデロリスが型破りな方法で合唱団を変身させ、町の人々の心をつかんでいきます。やがてギャングに居場所が知られてしまい、命が危険にさらされますが、修道女たちとの絆が彼女を救います。


見所

  • デロリスがクラシックな賛美歌をソウルやゴスペル風にアレンジして大合唱にしていくシーン。音楽の高揚感が最大の見どころです。
  • 堅物な修道院が町の人々に愛される存在に変わっていく過程。コミカルで心温まる展開が楽しめます。
  • ウーピー・ゴールドバーグのコメディ演技と歌唱力。彼女の存在感が作品全体を引っ張っています。

感想

コメディとしてもミュージカル映画としても完成度が高く、笑えて泣ける作品です。「自分らしさ」と「仲間との調和」というテーマが分かりやすく描かれ、時代を超えて多くの人に愛され続けています。特に音楽シーンは観るたびに元気をもらえるという声が多いです。


監督

エミール・アルドリーノ(Emile Ardolino)

※『ダーティ・ダンシング』(1987年)などで知られる監督です。


出演者

  • ウーピー・ゴールドバーグ(デロリス / シスター・メアリー・クラレンス)
  • マギー・スミス(修道院長)
  • キャシー・ナジミー(シスター・メアリー・パトリック)
  • ウェンディ・マッケナ(シスター・メアリー・ロバート)
  • ハーヴェイ・カイテル(ヴィンス・ラロッカ/ギャングのボス)

興行収入

世界興行収入:約2億3,100万ドル(1992年公開当時)。

製作費:約3,100万ドル